抜け毛

抜け毛の原因

女性も男性も、年齢に応じて多くなってゆく抜け毛。
現在日本では、1000万人を超える人々が髪に悩みを抱えていると言われます。
抜け毛の大きな原因として、男性ホルモンの有無、ストレス過多、遺伝の影響などが挙げられています。
しかし、意外と見落とされがちなのがシャンプーです。
どこまで綺麗に髪を洗えるかだけではなく、なるべく自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶと良いでしょう。
ポピュラーなのは薬用育毛シャンプーで、早い段階から抜け毛の予防をしていくのが効果的です。
現実、シャンプーに関しては、泡立ちの良さ、さっぱりとするスッキリ感などで選んでいる方が多く、含有成分への関心は低いようです。
本当の意味で髪を守る為には、なるべく天然の原料を中心に作られたシャンプーの使用がお勧めです。
また、使用するシャンプーだけでなく、髪の洗い方にも大きな原因があります。
抜け毛の大きな対策の1つは、まず毎日髪を洗うことです。
髪をシャンプーで洗う時、あらかじめ洗っておき、なるべく少ない量のシャンプーを使って、指先でマッサージを行うように洗います。
一方、爪を立てて洗ってしまうと、柔らかい頭皮を傷つけてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
シャンプーをした時に1番大切なのは、すすぎの部分です。
シャンプーを使って髪を洗った後、十分にこのすすぎを行わないと、頭皮のかゆみやふけなどの原因となります。
ポイントは、やりすぎかなと思う位にすすぎを行うことです。
意外にシャンプーは落ちにくく、感覚で落ちたと感じてもまだ残っていることが多いようです。

抜け毛予防の頭皮マッサージ

誰でも日常的に出来る抜け毛への対策として、頭皮マッサージがあります。
頭皮の血流が滞ると、抜け毛が生じやすい状態になってしまいます。
血液は毛髪にも栄養を運んでいる為、その血流が悪くなると髪の成長が妨げられることになるからです。
頭皮マッサージは頭皮の血流を促進し、抜け毛の予防に役立つので、日頃から習慣づけるようにしましょう。
まず頭皮マッサージの前に、指先の爪をチェックしてみます。
頭皮を傷つけないようにする他、菌類を繁殖させないようにする為で、爪・指はいつも清潔にしておかなければなりません。
最初5分程、両手の指で前後左右に頭皮をゆっくり動かし、髪を包み込むような感覚でマッサージをします。
次は、円を描くように額から頭頂部へかけてマッサージをします。
同じ要領で側頭部から頭頂部、後頭部から頭頂部へかけてマッサージを行っていきます。
こうした一連の頭皮マッサージを1日に1回するだけで、十分な抜け毛の予防となります。
できるだけリラックスしている時にマッサージをするのが好ましいので、1日の中でも特に忙しい時間帯を避けて行いましょう。
また、自分でマッサージをするのも勿論ですが、よりリラックスする為に、家族など他の方にマッサージをしてもらうのも効果的です。
シャンプーをする時、同時に頭皮マッサージを行う人がいます。
しかしそれでは頭皮を傷つけてしまう場合が多い為、マッサージはシャンプーをする前に行いましょう。
朝シャンという言葉を良く聞きますが、こういったことからも、マッサージの方が抜け毛の対策として良いことが伺えます。

抜け毛の観察

抜け毛を憐れみ、もう戻ってはこない後悔をするよりも、その抜け毛をよく観察してみましょう。
抜け毛のことをよく観察すると、本当に薄毛が進んでいるのか、また、代謝等の正しい原因によって抜けた毛なのかが分かってきます。
例えば何かの病気になってしまった場合、病気を治すにはなるべく初期の進行段階で発見して適切な治療を施すことが必要です。
そしてそれは、抜け毛にも同じことが言えます。
抜け毛の本数による判断だけではなく、その抜け毛を観察することによって、どの程度の危険さなのかを判断することが出来ます。
もともと髪の毛では、成長→休止→脱毛というサイクルが繰り返し行われています。
1日に50本から100本の抜け毛は、実はまだ正常な状態です。
しかしこれが200本、300本と増えると、薄毛が進んでしまっている状態です。
なるべく抜け毛が進んでいると思う箇所を選び、軽く引っ張ってみて抜けた毛をよく観察してみましょう。
まずは、細くて短い毛がどの程度あるのかを把握します。
そのような抜け毛は、十分に成長し終える前に抜けてしまった髪の毛で、残念ながら、通常の毛よりもずっと短命で終わってしまっています。
当然ながらそのような髪の毛は、より少ないことが望ましいです。
そして、毛根の部分も観察してみましょう。
先が丸くなっていれば、それは寿命まで生え続けた毛です。
一方、先が細くなっている毛は、残念ながら寿命をまっとうする前に抜けてしまった毛です。
細くて短い毛と同様、このような毛もより少ないことが望ましいです。
以上より、結果的に寿命をまっとう出来なかった毛が増えると、サイクルに障害が生じ、抜け毛の増加に繋がっていきます。

キューティクルの重要性

最近では、キューティクルという言葉をよく耳にされる方がいらっしゃると思います。
テレビやCM、街頭の広告でも必ず見受けられる程で、抜け毛にも大きな関係があります。
髪の毛は三層構造で成り立っていますが、キューティクルは髪の毛の光沢や美しさを保たせ、抜け毛を防ぐために無くてはならない存在です。
髪の毛の構造の中で比較的丈夫な形で出来ているキューティクル。
しかし、髪の毛の一番外側に位置する部分なので摩擦に弱く、その他多種多様な原因により非常に傷付き易い部分です。
キューティクルが傷付き剥げると、髪の毛内の水分が空気中へ逃げて、枝毛の多いパサついた髪の毛になってしまいます。
キューティクルを傷付ける一番多い原因は、ブラッシングです。
うろこのように重なり合いながら毛の先端の方へ向かっているキューティクルの構造上、反対方向へのブラッシングはそれを破壊する行為になります。
そして、いくら正しいと言える方向へのブラッシングでも、何度もブラッシングしているとどうしてもキューティクルを傷付けている可能性があります。
従って、ブラッシングにはナイロン性の毛のヘアブラシを使うことは避け、髪の毛を傷付けにくい、ブタやイノシシの毛をなるべく使うようにしましょう。
また、ドライヤー等の熱もキューティクルを傷付ける原因になります。
ここでのポイントは、時間をかけて出来る限り低い温度でドライヤー等を使うということです。
もちろんパーマや日差しによる紫外線などによっても、キューティクルが傷付けられる恐れがあります。

抜け毛とヘアサイクルの関係

抜け毛の悩みを持つ方であれば、避けて通ることが出来ない話題、ヘアサイクル。
当然抜け毛とヘアサイクルとの間には、大変深い関係があります。
ヘアサイクルとは、毛髪の状態が成長期間→移行期間→休止期間と変化していくことです。
それぞれの期間の日数は、約2~7年→約2~3週間→約3ヵ月と言われています。
このヘアサイクルの期間には当然個人差があります。
ケアの仕方や男女による性別差、健康状態なども関係しており、普通一般的なヘアサイクルは約5年間です。
まず、発毛が始まってから成長期間が長い程、毛髪はより長く育ちます。
成長期間が終わると、次に移行期間へ入っていき、休止期間という、髪の毛の成長が止まる期間に移行していきます。
その期間に毛髪は、毛根が頭皮の方へ除々に移動して、結果抜け毛として抜けて落ちていきます。
抜け毛は言い換えると、髪の毛の寿命とも言えるのですが、寿命を最後までまっとう出来たのか、はたまた残念ながら短命で果ててしまったのかが問題となります。
正しいヘアサイクルでは、再び毛髪が発生するのは髪が抜け落ちてから3ヵ月程経ってからになります。
しかし、男性ホルモンの影響が関係したり、様々なストレスが発生したり、栄養が不足がちになったりが原因となり、厳密なヘアサイクルに少しずつ狂いが生まれてきてしまいます。
重要なことは、抜け毛を防ぐために正常なヘアサイクルへと立て直し、その状態を保ち続けることです。
そのためには、現在の自分の状況をよく分析して、様々な原因を無くしていく必要があります。

毛髪の構造

抜け毛を見つけてしまうとどうしても心配になってしまいますが、そもそも髪の毛の構造は一体どのようになっているのでしょうか。
普通、毛髪は髪の毛という名前の部分の他、頭皮の中へも行き届いています。
髪の毛と呼ばれている目に見える部分は三層の構造になっていて、その構造と量の比率は、例えるならば海苔巻きのようだと言われています。
まず、一番外側は毛小皮と言って、一般的には「キューティクル」という名前で呼ばれています。
一方、その内側に存在しているのが毛皮質と呼ばれ、髪の毛の割合のほとんどを占めています。
その内側にあるさらなる中心部分は、毛髄質と呼ばれます。
毛小皮(キューティクル)は約1/1000mmの大変薄い膜で出来ていて、この膜が何枚も重なり合って形成されています。
毛髪の中でも一番丈夫なのですが、最も外側の部分に位置しているため、同時に一番傷付きやすい部分でもあります。
それに、毛小皮は先の方へ向かって重なりあっていて摩擦に非常に弱く、特にブラッシングなどを逆方向へ行うと傷付きやすい部分です。
この毛小皮へのダメージが、抜け毛を進行させてしまう大きな原因の1つとされています。
毛皮質は、毛髪の8割から9割を占めている組織です。
たんぱく質繊維で成り立ち、皮質細胞が重なり合って出来ています。
また毛皮質には、メラニン色素という毛の色を決める物質が多く含有されています。
毛髄質は、毛髪の中でも一番中心的な部分であり、細胞が積み重なって成り立っています。
この毛髄質の量は毛髪の太さ、または細さに比例すると言われていて、細胞同士が連結していない部分があります。
毛髄質は、本来は保温等の役目を担っていたのではと言われていますが、現在もまだ詳しいことは解かっていません。

抜け毛には海草類?

わかめやひじきといった、いわゆる海草類をたくさん摂ると髪の毛が丈夫になり抜け毛も減るということが、常識の一つとしてとらえられています。
海草類には、元気な毛髪を育てる成分とされるヨードが多く含まれていることは確かなので、勿論役立つことには間違いはありません。
しかし、髪の毛のほとんどはたんぱく質で構成されています。
従って、多量の海草類を食べることにより育毛効果があるということには、残念ながらほぼ当てはまりません。
ヨードを摂るのは良いことなのですが、もともと日本人にヨードが足りていないということはありません。
従って、抜け毛対策のためだからと言って海草類をたくさん食べると、ヨードの摂取過多となってしまいます。
また、海草類に多く含有されるビタミン、ミネラルなどは、髪質を良く育てるために必要とされているので、適量を摂取することにより、髪質を良好のまま維持することが出来るようになります。
結論としては上記の通りですがしかし、毛が生えることにではなく、より良い健康的な毛髪へと育てるためには大いに役立つというわけです。
では、抜け毛対策として何を食べ、どのような栄養分を摂ればよいのでしょうか。
まずはたんぱく質です。
肉類、大豆類、卵類、魚類に多く含まれていて、ケラチンという髪の成分の元となります。
次にビタミンA、ビタミンEです。
玄米、かぼちゃ、ほうれん草、ニンジンに多く含まれていて、血行促進の効果があります。
次にビタミンBです。
レバー、マグロ、玄米に多く含まれていて、皮膚の代謝を活発にし促進します。
最後にコラーゲンです。
ひらめ、鯛、手羽先、豚足、長いもに多く含まれていて、美肌を作る効果だけではなく、髪にも色艶を与えます。

毛髪が担っている役目

髪の毛はその量により若くにも見られ、または老けても見られるものです。
ヘアスタイルを変えるだけで、その人のイメージもガラッと変化する程で、毛髪は外見のイメージを決定付ける大切な要素の一つです。
残念ながら、抜け毛の増加に伴って髪の毛が薄くなったと感じると、嘆き悲しみ途方に暮れる方も多いと思います。
しかし、髪の毛が存在している本来の重要な理由に触れてみると、どれ程毛髪が大切な役目を果たしているのか分かるでしょう。
皆さんも知っての通り、人間の頭部には生命の中枢でもある脳が存在しています。
もしもこの脳が障害を負ってしまったら、生命活動の存続に直結する問題になります。
人間の体の内部において、頭部は一番大切な部分なのです。
上記のことから、やはり髪の毛が存在する一番の理由は、頭部を守護するためです。
その対象は実に様々で、頭部に対する衝撃、または気象や気温の変動から守るといった、意外な場面においてもその役割を果たしています。
こういったことからも、抜け毛が増えていること自体を異常視する見方も出てきています。
次の理由として、紫外線など、人体にとって有害である化学線から頭皮を保護するという目的もあります。
また、食事から摂取し体内で溜まってしまった、水銀、鉛、アルミニウム等の有害物質を毛髪を通じ排泄する役割を果たしています。
さらには、あらゆる毛根と知覚伝達神経とは関わり合っており、どんなに些細な刺激にも鋭敏と反応して、身の回りの危険を察する役割も持っているのです。

抜け毛に効くツボ

抜け毛対策としてよく取り入れられているのが、ツボのマッサージです。
自分一人でも気軽に抜け毛予防が出来るので、覚えたら日々実行に移していくと良いでしょう。
人体にはたくさんのツボが存在しており、数は300個を超えています。
東洋医学においてツボは重要な位置にあり、具合の悪い器官に関するツボを指圧し、そこへこの刺激を伝え改善を促すという一連の流れがあるのです。
ツボを指圧する際には頭皮マッサージと同様、爪を短く切って清潔にしておきます。
そして、爪で頭皮を傷付けないように注意して刺激を送るようにします。
早速、頭のツボを刺激してみましょう。
指圧は力を入れる加減がポイントであり、難しくもあります。
リラックスし、やってみて気持ち良い感触を得られる程の力で指圧してみましょう。
百会(ひゃくえ)は、左右の耳から真っ直ぐに上ってきた部分、つまりは頭部頂上にあるツボです。
刺激すると、頭皮の血行の他にも、体全体の血行も改善されると言われています。
親指で、頭部の芯の方向へ向かって指圧します。
天柱(てんちゅう)は、後頭部の首骨の両端にある、髪の生え際辺りのツボです。
刺激すると、肩こり、頭痛等の解消にも効果があります。
両手を首の後ろに回し、親指で太い筋の外側を指圧します。
風池(ふうち)は天柱のツボの外側で、頭骨隆起下の窪んでいる部分と耳の裏側の間にあるツボです。
刺激すると大変気持ちよく感じられ、眼精疲労、頭痛等にも効果があります。

良質な睡眠で抜け毛予防

この現代社会、どうしても睡眠不足になりがちですが、実はそれは毛髪にとって抜け毛の原因になってしまいます。
毛根の最も深い部分にある毛母細胞では、21時頃細胞分裂が一番活発に行われています。
そして、22時~2時頃毛髪の成長のピークが訪れています。
よって、この時間帯にいかに休息出来ているかが、抜け毛対策の鍵と言っても過言ではありません。
それにしても、大のオトナが2時頃ならまだしも、21時頃床に就いているということ自体まず稀であると思います。
日本の人口の4人のうち1人の割合で睡眠不足に陥っている今日、仕事と闘っている真っ只中の方も多いはずです。
人によって毎日の睡眠時間は異なりますが、最低限必要な睡眠時間は6時間と言われています。
可能であれば、8時間程睡眠を取ることが出来ると、抜け毛予防は勿論、全身における健康に繋がっていきます。
元気で丈夫な毛髪を作るには、毛母細胞における細胞分裂をなるべく活発にさせることが欠かせません。
どんなに仕事を優先させつつも、出来る限り睡眠不足は避け、さらにその睡眠でも出来る限り良質なものを得ることが出来るように努めていきましょう。
良質な睡眠を得るには、出来るだけ暗めの部屋で就寝し、さらに室内環境は20℃前後の室温、50%前後の湿度であると快眠出来ます。
その他、布団に入る前のカフェイン、アルコールの摂取、喫煙は止めましょう。
また、軽い体操やストレッチなら良いですが、発汗する程までの運動もなるべく避けるようにしましょう。

ブラッシングによる抜け毛予防

ブラッシングは間違えた方法ですると、頭皮を傷付けてしまい、さらに毛髪のキューティクルをも傷付けてしまいます。
一方、正しくブラッシングをしてあげると頭皮が程よく刺激を受け取ることとなり、結果抜け毛の予防になるのです。
まずブラッシングは、特に乾燥時に注意しながら、毛髪が少し濡れている状態でしましょう。
だからといって、逆に濡れ過ぎた状態ですると肝心のキューティクルがはがれてしまうので、十分に気をつける必要があります。
次に、使用するヘアブラシはどのようなものを選んだら良いのかを考えてみます。
ずばり、豚の毛、猪の毛など、摩擦が発生しにくい素材のものを選ぶことをお薦めします。
ナイロン製、または金属製のヘアブラシでは、頭皮、毛髪共々傷つけられる可能性が大いに出てきてしまいます。
また、ブラシの先がなるべく丸くなっていて、目の大きさがあまり細か過ぎないものを選ぶようにします。
力の入ったブラッシングをして、頭皮をたっぷりと刺激したいとつい考えがちですが、それではただ単に頭皮を傷つけてしまいます。
フケなどを落とそうとするために、シャンプーの前のブラッシングをする方も同様です。
ですので、ブラッシングでは、頭皮へブラシの先端を強く押し付けないようにします。
また、ブラッシング中髪が絡まってしまったら、無理せず一度絡った毛髪をゆっくりとほどいていきましょう。
以上より、抜け毛予防に適したブラッシングについて、頭皮と髪に出来るだけ負担をかけない素材のヘアブラシを選ぶ、丁寧に優しくブラッシングをする、というようにまとめることが出来ます。

シャンプーの正しいやり方

シャンプーをすることによりどうしても髪の毛が抜けてしまう。
このような理由により、出来るだけシャンプーを避けようとする方がいらっしゃいます。
しかし、毛髪の抜け毛を防ぎ予防をするためには、まず頭皮を洗浄し清潔に保つことが必要不可欠であり、そもそもシャンプーをすることによって抜ける髪の毛は、どうであろうとも近いうちに抜け去ってしまいます。
髪の毛を洗う、つまりは頭皮を洗うということは抜け毛対策になりうるのです。
毎日行うシャンプーではありますが、特に頭皮が脂性やフケ性の方は1日おきにするようにしましょう。
また、乾燥しやすい頭皮である方は、1週間に2、3回程度だけするようにしましょう。
何故かというと、シャンプーの使うことにより、毛髪がさらなる乾燥を引き起こしてしまうからです。
髪の毛は乾燥すると、ダメージを受けてしまい抜け毛へと続いていってしまいます。
正しいやり方でシャンプーをし、必ず二度洗いをすることは、抜け毛対策の一貫としてとても重要なので、知識として身につけるだけではなくすぐ実行に移すようにしましょう。
1、ブラッシングを髪の毛を洗う前に丁寧に行います。
2、丁寧に時間をかけてお湯で洗います。
実は、汚れの多くはシャンプーを使用することなくお湯だけでも落ちます。
シャンプーは整髪料や脂分の汚れを取り除くために使用します。
3、五百円玉くらいの大きさの量のシャンプーを、髪全体に染み込ませ、指の腹で洗います。
1回目のシャンプーでは揉み洗いを心がけましょう。
4、2回目のシャンプーも1回目と同量くらいにし、頭皮全体をしっかりマッサージしながら洗髪します。
5、シャンプー後のすすぎを、洗い過ぎだと言われる程丁寧に丁寧に行います。
1回目より2回目のすすぎの方が大変重要です。
6、毛髪を守るためにリンスを使用しますが、頭皮洗いはなるべく避け、シャンプーと同様でリンスも残さず全て洗い落とします。

上手なドライヤーの使用方法

ドライヤーを上手に使うことは、抜け毛対策としても大切な役目を果たします。
ドライヤーによる熱は、毛髪の三層構造の一番外側にあるキューティクルに悪影響を及ぼす可能性があります。
キューティクルの耐熱温度の限界はおよそ70℃くらいで、その温度を超えると壊れてしまいます。
最初から絶命した細胞であるキューティクルをさらに破壊してしまうと、もう二度と再生されることはありません。
キューティクルが壊れると、毛髪は弱り細くなって切毛、枝毛が増加し、抜け毛が発生しやすくなってしまいます。
髪の毛の水分をタオルを使って吸い取った後、自然乾燥をさせるのが理想的な乾かし方であると言えます。
一方、ドライヤーを使った方が良い場合があることも確かです。
しかし気短な方程、ドライヤーの温度を高温に設定して使いがちですが、やはりそれだとキューティクルを傷めてしまいます。
従ってその対策として一つ目は、ドライヤーを10cm以上髪の毛から遠ざけて使用することです。
二つ目は、根元から先端へと向かって、温度と風速の設定を弱にして効率良く乾かすことです。
時間を多少かけてでも、毛髪を高温で乾かすことからなるべく避けなければいけません。
洗髪後以外のドライヤーの使用でも、髪型を整える等の際に、髪の毛を少し濡らしてから乾かしてあげることが大切です。
濡らすために使うものは勿論水で構いませんが、ローションやムースなどでも、髪の毛に優しく馴染ませることが出来て良いでしょう。

掃除をして抜け毛予防

部屋の掃除と抜け毛は、何も関係が無いように見えますが、実は掃除などで清潔にすることが抜け毛対策となりえるのです。
部屋の空気中に浮かんでいる、カビ、花粉、細菌、ダニ、フケなどは、毛髪の毛穴を塞いで詰まらせてしまいます。
部屋の掃除を一切せず不衛生にしてしまうと、細菌類が繁殖しやすい環境でわざわざ生活してしまうことになり、どんなに普段から注意をしていても抜け毛が起こりやすくなります。
毛髪も有能なので、確かに不衛生な状況から頭皮を守ってはくれます。
しかし、完全に防ぎきれるものではありませんし、程度によって限界があります。
体、顔の毛穴と比較しても、頭皮の毛穴はその数が無数にあり、分泌される皮脂の量も多いため、毛穴は詰まりやすいのです。
従って、不衛生な環境においてほこりなどが髪の毛につくと、余計に毛穴が詰まりやすくなる原因となります。
そして、細菌類も毛穴で大いに繁殖を起こしてしまいます。
普段の怠慢から、何気なく引き起こされる部屋の不衛生な状況は、人間の健康に害を与えるだけではありません。
それは育毛という点でも、丈夫な毛髪を育てるための頭皮にでさえ、悪い環境を作りだしているのです。
従って、当然抜け毛の悩みへと繋がっていってしまいます。
生活習慣や洗髪などによる抜け毛対策は勿論重要なことです。
しかし、そのようなヘアケアだけでなく、普段から生活している部屋の掃除を丁寧に行うということも、抜け毛を予防する上で本当に大切なことです。
あとは、ほこりなどがよく飛んでいそうな場所も、なるべく避けて近づかないように心がけましょう。

ストレスは抜け毛の大敵

現代社会において、抜け毛の大きな原因の一つとされるものがストレスです。
毛髪にだけではなく、多大なストレスは体に様々な病気や変調をもたらすものです。
そして、抜け毛について悩まされること自体が、大きなストレスとなってしまうことも事実であり、問題になっています。
ストレスが抜け毛を誘発してしまう仕組みがあります。
人はストレスを感じると、自律神経系をつかさどる交感神経が活発になります。
すると、体が緊張し毛細血管が収縮します。
毛細血管の収縮は頭皮にも影響を与え、頭皮の血行を悪くさせ、抜け毛が増加してしまいます。
我々は日常普段の生活を営んでいても、実に様々なストレスを、意外と頻繁に受けているものです。
これにさらに上乗せする形で、抜け毛という大きな悩みを抱えてしまうと、想像以上に本人は大変苦しくなっていきます。
仕事、家族との時間、友達に会うなどの場面においても、抜け毛が原因のストレスのせいで徐々に疲弊していってしまうでしょう。
公私共に上手く物事が動かない状況が続いてしまうと、ストレスが解消されることなく、また循環してしまうという事態に陥ることになります。
ストレスに対して敏感になり過ぎないためには、非常に難しいことではありますが、出来る限り気にしないようにすることしか方法はありません。
または、ストレスの解消方法として、適度な運動、十分な睡眠時間の確保などが効果的です。
そして、もし抜け毛対策をある程度納得するまで出来たら、必要以上に卑屈にならずに、その達成感を味わい、しっかりと喜びましょう。

喫煙とお酒が及ぼす悪影響

喫煙は、百害あって一利なしと言われるように、体にとって悪いものでしかありません。
それは毛髪にとっても同じで、当然悪影響を及ぼす存在と言えます。
煙草のニコチンには、血管を収縮させる作用があります。
そうなると、当然頭皮の血行にも悪い影響があります。
頭皮に存在する毛根の部分には、毛髪を育てる生きた細胞があります。
見えている毛髪の部分は、すでに死んだ細胞なので影響はありませんが、喫煙によって、毛根への必要な栄養の供給が邪魔をされます。
すると、ヘアサイクルは狂い始めてしまい、正常に毛髪は育たずに抜け毛が増加するのです。
他に、お酒は毛髪に悪いと一概に言うことは出来ません。
適量のお酒を飲むなら、血行が促進されるので、髪の毛にどころか体全体の健康にも大変良いことです。
お酒は適度に飲むことを心がけていれば、良い影響を受けることができます。
しかし、そんなお酒も飲み過ぎたということになると、たくさん飲んだせいで食事を十分に取らず、必要な栄養が足りていないという事態が起こります。
適量なら良いことづくしのお酒も、加減をつけないで飲み過ぎることはやはりいけません。
体調の悪化や病気に繋がることは当然ですが、抜け毛の問題にも関係してきます。
お酒の飲み過ぎで起きる症状の中で、最も多い一つである胃腸のトラブルにより、これによってまた適切な栄養を摂ることが出来ません。
お酒に関する対策として、一日のお酒の飲む量を決めることが出来ればよいですが、だからと言っても、毎日毎日連続してお酒を飲むこともいけません。
少なくても、週2日程は休肝日とした方が良いでしょう。

帽子やヘルメットが及ぼす悪影響

ファッションの一つである帽子、または人命を守るためのヘルメットですが、これらを長い間被ってしまうと抜け毛へと繋がっていきます。
このことには名前がつけられており、圧迫性脱毛症とよばれます。
圧迫性脱毛症によって毛髪が抜けてしまう理由が2つあります。
一つ目は、被った帽子、ヘルメット内が蒸した状態になることです。
蒸れている状態は、細菌の繁殖に適当な環境となってしまいます。
細菌が繁殖すると、毛穴が塞がれてしまい、生えてこようとする毛髪を邪魔してしまうのです。
二つ目は、帽子、ヘルメットが、被った先の頭皮を圧迫してしまい、血行が悪くなることです。
血液によって髪の栄養が運ばれているので、それが行き届かなくなると、抜け毛が発生してしまいます。
仕事に就く上で、帽子、ヘルメットが絶対に必要になる場合も勿論あります。
職業で言えば、運転手、土木や工事の現場作業、警察官などです。
これらの職業の方々は、実際薄毛の方が多いという話も事実です。
仕事柄、帽子を手放す訳にはいかないからと、諦めなければいけないということではありません。
なるべく帽子、ヘルメットを外しておく時間を増やす対策を考えるのです。
外出や仕事などを終え、帽子、ヘルメットを外した後には、シャンプーをすることや頭皮マッサージを必ず毎日するようにし、頭皮を清潔で良い状態に保ちましょう。
また、女性に多いのは、髪型をポニーテールにした際に長い間頭皮の同じ箇所を引いてしまうことです。
この場合、上記と同様な症状になる可能性があるので、注意が必要です。

出産後に伴う抜け毛

女性は、出産後に抜け毛で悩まされる場合が多々出てきます。
出産後の抜け毛の増加の原因は、女性ホルモンに関係しています。
妊娠中である時は、卵巣などの女性ホルモンの分泌量が増えます。
すると、ヘアサイクルが普段よりも長期化されるという変化が起きます。
その時、毛髪は成長期のタイミングで維持するので、抜け毛が少ない状態となります。
その後、出産が終わり、元のホルモンバランスへと戻ります。
それまでずっと成長期のまま維持し続けた毛髪ですが、そこから一気に休止期へと入ってしまい、毛髪の成長が止まります。
これが、出産後に女性の抜け毛が増加してしまう理由です。
女性の多くの方は、今までに見たことのない程の量の抜け毛を経験したりして、恐らく大きな不安を持ってしまうでしょう。
ほとんどのケースにおいて、出産後の抜け毛はその時だけのことなので、必要以上に気にすることはありません。
そのことについて反対に、いつまでもストレスとして受けとめ過ぎると、抜け毛をさらに増やしてしまう可能性もあるので、なるべく考えないようにしましょう。
出産後、毛髪が抜け始めると、約3ヶ月から6ヶ月の間は不安でたまらない状況になるでしょうが、後々徐々に回復します。
さらにそれから、約6ヶ月から1年6ヶ月の期間を経て、出産前の毛髪の状態に戻ることが多いです。
その期間は、食事において特に栄養のバランスに気を付けたり、十分な睡眠を取るような生活を心がけましょう。

ダイエットからの抜け毛

ダイエットで無理をしてしまうと、抜け毛の増加に繋がっていく場合があります。
また、髪の毛がパサパサと乾燥してしまったり、徐々に細くなっていったりなど、悪い方向へ変化してしまうことも多々あります。
髪の毛の主たる構成成分は、周知の通りでたんぱく質です。
間違っていたり、無理な方法にてダイエットをすると、その食事制限によって、毛髪に必要な栄養が不足していきます。
そもそも、行き過ぎたダイエットをすると栄養不足になりがちですが、それを補う形で、生命の維持とは関係ない箇所から徐々に栄養が途切れていってしまいます。
また、無理なダイエットは毛髪に悪影響を及ぼすだけでなく、貧血になったり、生理が乱調したり、乾燥肌になってしまうこともあります。
抜け毛の問題は、男性にとっても大変重い悩みであるのに、それが女性であれば、きっと男性をもしのぐ程悩んでしまうでしょう。
このような悩みにより、さらにストレスが重なって抜け毛を次々に誘発させてしまう可能性があります。
この場合、抜け毛の原因はダイエットにあると究明できると思うので、悪循環に陥らないように対処しましょう。
ダイエットから起こる抜け毛を防ぐ手段として、栄養のバランスの取れた、特に毛髪に必要なたんぱく質を中心にした食事をすることが挙げられます。

女性型脱毛症

男性の脱毛に似ている症状で、女性型脱毛症というものがあります。
この名称ができた理由は、近年、男性にだけでなく女性の方々にも脱毛症が増加してきているからです。
男性型脱毛症は、壮年性脱毛症と呼ばれています。
名称の通り、男性に特有の脱毛症です。
男性型脱毛症と女性型脱毛症とでは、それぞれの一般的な症状が異なります。
女性型脱毛症では、普通抜け毛が発生する部分が少なく、抜け毛の発生部分が頭頂部に現れてしまいます。
一般的には、抜け毛の原因に男性ホルモンが関係していると知られています。
何故かというと、ヘアサイクルでの成長期が男性ホルモンによって短くなってしまうからです。
一方、女性はというと、男性ホルモンよりも女性ホルモンの方が優位にあるので、このような脱毛症になりにくいです。
ところが、年齢を重ねた女性によっては、女性ホルモンが弱まってしまう場合があります。
女性の多くは、生理が終わった後女性ホルモンの分泌量が減ります。
その時、男性ホルモンが優位になってきてしまうと、女性型脱毛症が始まってしまいます。
女性の脱毛症は、ある程度の年齢に達した時に起こる場合が多いです。
そこでさらに毛髪が細く目立つようになると、男性型脱毛症へ拍車をかけてしまいます。
また、若年齢層の間でも女性型脱毛症に悩まされている場合があります。
若い女性の脱毛症の場合、ストレスが関係したホルモンのバランスの乱れが原因とされています。
現代における女性の社会進出も、ストレスの一因とされています。

抜毛癖

人間の様々な癖の中に、自分で自分の毛髪を抜くという、抜毛癖、またはトリコチロマニアという特殊な癖が存在します。
しかし正確には、自分自身で髪の毛を抜いているので、脱毛症とは言いがたい症状のようです。
以前までは、抜毛癖が多かったのは小学生くらいの女の子でした。
しかし、最近では若い成人の女性の間にも急激に抜毛癖が増えてきているそうです。
ほとんどの場合、無意識のうちにしてしまっていることが多いようで、心理的、精神的ストレスによるものであると考えられています。
つまりは、ストレスの発散方法に、毛髪を抜くという手段を選んでしまっているということです。
成人の方では、抜毛癖があることを自覚している場合もあるようですが、まだ子供のうちは、自覚をしていない人が多いようです。
毛髪を抜いているような子供の仕草を親は見ても、上記の通りで自覚がまだ十分にないことが多いので、止めさせるために叱ったり怒ったりすることは避けましょう。
そのようなことをしても、根本的な原因である子供の精神的ストレスが減少するわけではありません。
大切なことは、あくまでも子供の立場で考えて、ストレスを無くせるようにすることです。
抜け毛と言っても、あくまでそれは自分自身で抜いている髪の毛です。
抜け毛の部分がそれ程ひどくなければ、抜く行為自体を止めると、髪の毛は再び自然と生え育ち回復していきます。
しかし、こういった癖から来ている場合、最優先で精神科医やカウンセラーから精神的なケアを受けたほうが良いでしょう。

AGAの遺伝

抜け毛が多くなったと感じた時、家系を振り返ってみて、つい溜め息をついてしまうこともあるでしょう。
AGA(男性型脱毛症)は家系から遺伝しているという話は有名ですが、実は科学的にも証明されている事実です。
AGAについては様々な研究が行われてきていますが、1916年に実際の家計調査を元にしたオズボーンの研究が一番初めだと言われています。
AGAの遺伝は1.両親が二人とも薄毛、2.父親が薄毛で母親の祖父母も薄毛、3.両親は二人とも薄毛ではないが、両親の祖父母が薄毛、の順番で確率が高くなっています。
しかし、遺伝と言っても兄弟で見た場合、遺伝する場合と遺伝しない場合があります。
このようなことからも、AGAの原因を絞り込むことは難しく、抜け毛の遺伝もかなり複雑なようです。
しかも、AGAは遺伝だけが原因ではありません。
とある一説では、遺伝が原因としてAGAに関係している割合は、1/4程だと言われています。
AGAについて悩んでいても、家系的なものだから遺伝してもしょうがないと思う方もいるでしょうが、決してそんなことはありません。
また、今は大丈夫な毛髪もいつかは抜け落ちてしまうと不安に思うこともナンセンスです。
それでももし、将来に向けてAGAに関しての悩みが尽きないようであれば、抜け毛についての正確な知識を、なるべく豊富に身に付けた方が良いでしょう。
AGAは、抜け毛の進むパターンも遺伝します。
例を挙げると、父親の抜け毛の部分が前頭部であれば、その子供の抜け毛も前頭部から始まりやすいということです。

フケと抜け毛の関係

髪の毛を何気なく触った時に落ちてくるフケですが、抜け毛とは特別関係ないように思われます。
しかしフケが増えるのは、AGA(男性型脱毛症)との関わりを大きく持つ男性ホルモンが増えるからだと言われています。
AGAの悩みを抱える方々の中で、以前よりフケの量が増えた人は8割にのぼるとのことで、抜け毛で困っている方々はAGAと同時にフケにも悩まされているのです。
実は、抜け毛が気になりだし髪の毛の量が減った印象を受ける前に、フケの量の増加と、それに伴った痒みを体験することになるようです。
従って、フケの量が増えたと感じた場合、それがAGAの前触れととらえることができます。
AGAは、瞬間的な脱毛症とは違い、その先も進行してしまう脱毛症です。
本来なら、抜け毛が進行する前に察して、まずは悪化を防ぐ対策をすることが一番良いことです。
しかし、普通は自分がこの先薄毛に悩まされることや、最近フケが多くなったからAGAなのではと、考える方はあまりいないと思います。
フケの増加に伴い、最初にすべき対策は、正しいやり方でシャンプーを適度に行うことです。
この時、毛髪の毛穴は多くなったフケによって汚れ、ふさがれがちになっているからです。
また、毛穴が汚れてしまうと細菌類の繁殖が行われやすい環境となってしまい、抜け毛の原因となってしまいます。
フケを十分取り除くために、1日1回シャンプーをするように心がけましょう。
綺麗にしようと力まずに、指の腹を使って丁寧に頭皮を洗うことも重要です。

育毛剤を選ぶ

抜け毛の対策として、育毛剤を手に入れたいところですが、たくさんの種類の育毛剤から自分に合うものをみつけるのは非常に難しいことです。
せっかくのお金を使って買う育毛剤なので、できるだけ自分と相性の良いものが当然良いです。
それは育毛剤を使う目的として、抜け毛を防ぎ、薄くなった毛髪をできる限り元に戻そうとするためであったり、丈夫な毛髪を育てたいからだと思います。
普通、育毛のためのサプリメントや育毛剤には推薦される有効成分が含有されているものです。
従って、抜け毛の状況をできるだけ把握して、それぞれの有効成分の効能や効果がどのような症状に効くのか調べてみることも一つの手段です。
基本的に育毛剤の種類には、頭皮の血行を促進させることが主なものと、毛母細胞を活性化させることが主なものの二つが挙げられます。
抜け毛が起こってしまう原因には、端的に説明できない程たくさんの要素が絡み合っています。
例えば、頭皮の血行を悪くさせるようなことはしていないのに、何だか抜け毛が目立つという方は、毛母細胞を活発にさせる育毛剤を選ぶということができます。
あと、これら2種類のタイプの育毛剤を2~3ヶ月ごとに交換して使用してみる方法もあります。
しかし、半年間程は1つの種類の育毛剤に絞って使ってみないと、効果や効能自体が本当にあるかどうか判断しかねるところです。
お酒やたばこの過剰摂取、生活習慣やストレスなど、その他の要因もしっかりケアしないと、育毛剤の効果もあまり意味がありません。

育毛剤の成分

育毛剤の課題のとして、まず使ってみないと本当に効果や効能があるかどうかはっきりとしないことです。
このことは残念ながら、育毛剤を使おうとしている方にとって非常に大きな不安材料となっています。
でも、人間全員が同じ生活環境ではないですし同じ体質でもないので、正直仕方のないことです。
抜け毛に効くといって育毛剤を同じように選んでも、含有されている成分をなるべく調べあげて選ぶのと、見た目や何となくという感覚だけで選ぶのとでは、使用した時の期待できる効果には大きな差が生まれると思います。
ここで、育毛剤の成分についていくつか知っておきましょう。
ビタミンE誘導体やセンブリエキスは末梢神経拡張剤と呼ばれ、毛根、頭皮の血流を促します。
抗フケ剤は、頭皮の脂分の分泌を抑えます。
殺菌剤は、頭皮の脂分を元にして繁殖していく細菌類の活動を抑えます。
アデノシンやパントテニールエチルエーテルは毛母細胞活性化剤と呼ばれ、髪の毛が伸びるために必要となる酵素を活発にさせたり、毛母細胞を活発にします。
抗男性ホルモン剤は、5α-リダクターゼの活動を阻止します。
抗炎症剤は、頭皮で起こる炎症などを鎮めます。
保湿剤は、頭皮の乾燥を防ぎます。
栄養補給剤は、ビタミン、アミノ酸等の栄養です。
角質溶解剤は、角質が大きくなるのを抑え、フケを抑制する働きをします。
育毛剤を選ぶ際に最も大切なことは、自分の抜け毛の原因を改善させるような成分が入っているものを選ぶことです。

育毛剤の種類

育毛剤の種類には、医薬品、医薬部外品、化粧品にそれぞれ該当しているものがあります。
街頭の広告やテレビのコマーシャル、あらゆる宣伝媒体において、医薬品、医薬部外品という文字が目に入ったり言葉を耳にしたりしたことがあるかと思います。
医薬品という名前のついている育毛剤は、その文字が示す通りで、抜け毛に関する医療の現場や治療で使用される目的のものです。
従って、もちろん薬の類に入るので副作用が出る恐れがあることも忘れてはいけません。
また、医薬部外品の育毛剤は、その医薬品に順じた形になります。
作用としては、医薬品と比べてより穏やかです。
医薬部外品は、副作用は全然生じないと断言はできませんが、ほぼその可能性はゼロと考えてもよいものです。
ここで、それぞれの種類の作用する範囲を覚えておきましょう。
医薬品は、頭皮での痒みやフケを抑えます。
養毛、薄毛、抜け毛などを予防し、びまん性脱毛症、脂漏性皮膚炎、円形脱毛症などに効果があります。
医薬部外品も、頭皮での痒みやフケを抑えます。
養毛、薄毛、抜け毛などを予防します。
化粧品は、髪の毛、頭皮を元気にし、痒みやフケを抑えます。
このように見てくると、一番効能や効果として期待ができそうなものは医薬品です。
しかし、商品化するという場合には、医薬品よりも医薬部外品の方がずっと早く実現できることもあり、一般的に比べることができないのも事実です。
といっても、医薬品などの表示に頼るより、自分の頭皮や抜け毛の状態などに本当に合っているのかどうかで育毛剤を選ぶことが望ましいと言えると思います。

効き目の表れる時期

育毛剤を既に使用している方で、偶然雑誌やテレビの広告や宣伝を見た時、こっちの方が、あっちの方が自分の抜け毛には良さそうだなと、次から次へと違う育毛剤に興味が移り、買い替えた経験のある方もいらっしゃると思います。
すべての人間は、生活の環境、体質などがそれぞれ違っていて当たり前です。
従って、一人の方には絶大に効果がみられた育毛剤が、残念ながら他の方にはほとんど効果がみられない場合もあるのです。
一種類の育毛剤を使ってみる時、半年間はせめて使用してみましょう。
そうしないと、本当は効能や効果がある育毛剤なのに、短い期間での使用で判断を下してしまったばかりに、それを見逃してしまいます。
それに、育毛剤の効能や効果をどんなに早く感じられる方でも、最低3ヶ月程はかかるものです。
その上、その変化というのは自分自身でさえもようやく分かる程度です。
このような理由から、育毛剤を使用した時の誰もが分かる変化が起こるのには、半年間という期間が必要となってきます。
また、確かに厳選した育毛剤を半年間以上使っているのに、これといって毛髪に何も変化が起きなかったり、逆効果で抜け毛がますます増えてしまう場合も考えられます。
そのような場合、現在使用している育毛剤から、違う種類の育毛剤へ乗り換えなければいけない時期に来ているということになります。
病気と同様、抜け毛も治療が早ければ早いほど、回復も早いです。
もし、自分で抜け毛などの対策ができそうになかったら、専門家や皮膚科の医師を頼ってみても良いでしょう。

目立つ抜け毛

抜け毛に気がついた時には残念ながら、前髪が細々となってしまっている、頭頂部の毛髪が薄くなり目立ってしまっている、という状態の方もいらっしゃると思います。
このような状態を解決していくためには、髪型に変化をつけてみることも一つの方法です。
抜け毛が結構進行してしまった場合、髪の毛を薄い色に染めることにより意外とボリュームは目立たなくなります。
しかし、髪の毛はどうしてもダメージを受けてしまいます。
その上、AGAに悩まされている方は、髪の毛がそうでなくても細めになっている場合が多いです。
毛髪へのダメージが心配される手段は、避けることができるなら取らない方が良いです。
どうしてもパーマをかけたり髪の毛を染めたいと、特に女性なら考えることです。
理容師や美容師の腕によって、髪の毛を染めたりパーマをかけたりした際の毛髪へのダメージは変ってくるものです。
信頼のおける理容師、美容師さんであれば、真剣に相談してみても良いでしょう。
また、抜け毛によって薄くなった部分と同じくらいに、髪の毛の他の部分も合わせて短くしてみると、これも意外にしっくりときます。
全体の髪の毛を伸ばし長髪にしているよりも、既に薄くなっている毛髪に他の部分も合わせてバランスを取る方が、髪型としてはあまり目立ちません。
男性なら、髪の毛全体を短くすることで目立つ薄毛をほぼ解決できますが、これが女性であれば話は別です。
女性の髪型にも様々あるので、薄毛が可能な限り目立たないでかつ似合っている髪形を、専門の方と相談してみるのも良い方法と言えます。

紫外線対策で抜け毛予防

紫外線は、人間の皮膚にとても悪いものですが、頭皮や毛髪にとってもそれは同様です。
レジャーやスポーツなど、屋外での運動などは健康的で大変良いことです。
しかし屋外にいればいる程、特に夏は大量の強い日差しを浴びることになります。
多くの方々は、日焼けに対してはUVケア関連の製品などに相当気を使っていますが、頭皮や毛髪にはほとんど対策をほどこしていないようです。
また、家の中にいても安心はできません。
窓から入ってくる日差しにも、日なたにいる時のおよそ半分くらいの紫外線が含まれているのです。
紫外線を皮膚に当ててしまうと、皮膚は老化していきます。
従って、頭皮も皮膚であるので、紫外線による抜け毛の原因を招いてしまいます。
毛髪も、紫外線のダメージによりキューティクルが破壊されると枝毛が多くなっていきます。
キューティクルは髪の毛の中でも一番外側にある組織なので、壊されてしまうと毛髪の中の水分、たんぱく質が逃げていってしまいます。
頭皮から伸びている髪の毛は、細胞としては既に死んでいる状態です。
しかし、一度でも傷んでダメージを受けると、その毛髪が再生されることはありません。
紫外線が原因で起こる抜け毛の対策としては、やはり帽子を被ることです。
さらに女性は、UV対策として日傘なども必ず準備するようにしましょう。
帽子を選ぶ際には、なるべく通気性の良いものにします。
通気性が悪いために帽子の中が蒸れてしまうと、抜け毛の原因となる細菌類が繁殖してしまうからです。

フケ症による抜け毛

頭皮から分泌されている皮脂の量によって、頭皮が健康かどうかが分かると言われています。
頭皮の毛穴の数は多いので、体や顔よりもずっと皮脂の分泌量は多いです。
この皮脂の分泌量が、特別に少な過ぎても多過ぎても、頭皮にとって健康とは言えないことになります。
頭皮では、皮脂の分泌量が多過ぎると、脂漏性皮膚炎を起こす可能性が高くなります。
脂漏性皮膚炎を起こしてしまうと、頭皮がただれて赤くなってしまい、フケが大量に発生しかゆみが増します。
さらに、頭皮から悪臭を放つようになる場合もあります。
これらの症状などを放っておいてしまうと、正常に育毛がなされなくなり、抜け毛も増えていく状況に陥りやすくなってしまいます。
また、脂漏性皮膚炎は頭皮だけではなく、背中、胸、顔にも発生します。
実は、脂漏性皮膚炎が起こる仕組みについて、まだしっかり解明されていません。
真菌が繁殖してしまう際、皮脂を餌にしていることに関係があるとも言われています。
脂漏性皮膚炎を治療する時には、ステロイド系の薬が使用される場合もあります。
近年では、ケトコナゾールと呼ばれる抗真菌剤が注目されており、抗真菌剤はステロイド系の薬よりも副作用は少ないそうです。
脂漏性皮膚炎は、皮膚科で治療を受けることができます。
脂漏性皮膚炎の症状、例えば大変大きいフケが大量に落ちるなどの症状があるような方は、そのまま放っておくと抜け毛などの症状がますます悪化してしまうので、我慢をしないで医師にみてもらうようにしましょう。