慢性疲労症候群

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群という言葉を、聞いたことはありますか?
現代人は、朝早く起きて、夜遅く帰って・・仕事に種類によっては、休む間もない日が続き、オフィスではパソコンに一日中向かい、営業で一日中歩きとおしたり、家にいても、親の介護をしたりと、することが山積みです。
そんな毎日の中で、なんとなく疲れやすかったり、不眠、頭痛や、集中力がなくなってきたり、関節が痛いなどで、風邪かな?と思う症状が出てきたら、慢性疲労症候群の可能性があります。
慢性疲労症候群の「症候群」という言葉は、一般的に言うと原因不明であり、いくつかの特徴的な症状が起こるという病気のことです。
本当に、現代病ということで、心理的原因や身体的原因でこれというものもなく、筋肉、神経の障害もないのに、激しい倦怠感が長く続いたり、体に疲労感を訴えるものです。
専門家によっても色々な見解があるため、病気にかかる率でもばらつきがあります。
主に、女性で20歳代から40歳代に発症が多いということで、細かい原因については、アレルギーやウイルス感染、その他心理学的要因や免疫学的異常などが絡み合っているようです。
長時間の強い疲労感は、とても苦しいものがあることでしょう。
そして、困ったことに、休息しても、疲労感が改善しないという困った点があります。
この病気に共通しているのは、リンパ節の腫大ということです。
急性に、前にあげた症状のほかに、微熱やのどの痛み、睡眠障害、筋肉痛、集中力低下、記憶障害なども含めてあらわれて、それが続いていくことになります。

慢性疲労症候群の歴史

慢性疲労症候群は、歴史としては、古い著書の中にも、これと似たものが残っています。
例をあげると、古代医学の巨人ガレンの著書に、良く似た病態が残っている他、人としては、ナイチンゲールや、ダーウインなどの著名人も同じ病状があったとされています。
過去の1930年代から1950年代で60箇所以上の集団による発症が確認されており、国としては、アメリカやイギリス、ドイツ、オーストラリアなどで集団発症が報告されています。
集団でこのような病気にかかるということは、極めて驚くことであり、当時としては、集団ヒステリー、異形ポリオではないかなどと、思われていたそうです。
1984年になると、アメリカ・ネバダ州のインクラインというところで、人口の1パーセントにあたる200名が、強い疲労があると訴え、アメリカ疾病予防管理センターにより、「慢性疲労症候群」と命名されました。
日本にも歴史があり、過去において熊本県で肺クラミジアに集団感染し、86名中12人がその後慢性疲労症候群を発症しました。
まだそのころには、日本全体にはそのことに関心が無かったわけですが、その後1991年に厚生省が慢性疲労症候群調査研究班を発足しました。
その2年後の1993年には、慢性疲労症候群と診断される患者が474例報告されます。
そして、今は大阪大学を中心に、研究診察とともに、疲労クリニカルセンターが、大阪市立大学の医学部にあり、研究と診察を行っています。

疲労のメカニズム

人は、毎日続く労働や介護や育児のなかで、だんだんと疲れてくるものです。
さて、疲れてくると私たちは、色んな機能に変化が出てきます。
体全体をつかさどる自律神経系に異常が起きたり、疲れると普通に、動作が緩慢になり、行動量が低下するものです。
あとは、緩慢にともない、刺激に対する反応時間が遅くなります。
疲労には、一般的に二つあり、肉体の疲労と、精神の疲労があります。
肉体の疲労は、運動や労働などにより、活性酸素が筋肉で生産され、その結果筋肉組織が損傷を受けます。
損傷を受けた部分の回復に、筋肉でサイトカインという物質が作り出されます。
その生成や、脳に運ぶときに、代謝や神経伝達の異常がおこり、疲労を感じることになります。
病は気からというように、精神的な疲労が、肉体に影響を及ぼすこともあります。
体が疲れていても、心が元気だと、回復も早いものです。
精神的な疲労も、同じ仕組みです。
これは、シナプスという、神経組織をくっつけているものが傷つくからです。
今までは一般的に、疲労の原因物質は乳酸で、筋肉にたまるから疲労を感じるといわれてきましたが、この説は最近なくなってきています。
乳酸は、脳神経系では重要なエネルギー源であり、疲弊した筋肉の回復を早くする物質ということがわかってきました。
今までの常識が、科学の証明により、どんどん変わってきています。
豊富な情報を的確に取り入れて、自分の体に向き合っていくことが、大切ですね。

慢性疲労症候群の症状

慢性疲労症候群の症状は、沢山あります。
一般の疲労と大きく違うところは、休んでも疲れが取れないところにあります。
慢性疲労の疲労ということですが、身体的に、精神的に、両方で激しい疲労があります。
その程度として、自力で動ける程度から、寝返りもうてないほどの重症ということもあります。
痛みは、特徴として、赤みや腫れがないということと、関節の痛み、移動性の筋肉痛や、頭痛、喉の腫れ、腹痛、顔面筋疼痛症候群や顎関節症候群があります。
そして、知的活動に障害が出て、記憶力の低下、健忘、思考力の低下や混乱があります。
色んなものに過敏になり、もともとあったアレルギーの悪化、明るいものに対して過敏になったり、音や食べ物、化学物質に対しても過敏になったりします。
体温もなかなか自分で調節が難しくなり、悪寒、暑くないのに暑く感じたり、微熱が続きます。
不眠や過眠があり、はっきりした夢を見やすいそうです。
そして、感情の起伏が激しく、興奮したり、不安になったり、抑鬱や、錯乱などがあります。
中枢神経にも障害が出やすく、筋肉の痙攣や、アルコール不耐性、耳鳴りがしたり、筋力が低下したり、視力の変化があります。
全身にしても、朝こわばったり、口内炎があったり、頻尿、体重が変化したり、甲状腺の炎症、動悸や息切れ、低血糖の発作らがあります。
しかしこれらはあくまで総合的に判断してのことなので、全部が出てくるなどということはありません。
ただの疲労ということも大いにありますので、自己流で判断せず、病院に行くことをおすすめします。

疲労度について

慢性疲労症候群初期の症状で、特徴となるものをあげていきます。
思い当たるものがあるかどうか、チェックしてみてください。
疲れると、朝、体がシャキッとしなく、体が重たくなり、怒りっぽくなって、ささいなことで子供や部下を叱ったりするものです。
そして、独り言が夕方から夜に多くなったり、単純ミスやど忘れしたりするものです。
これは、体の初期疲労といえるでしょう。
この段階で解消すれば、回復も早いし、疲労状態も深刻にはなりません。
そこから先になると、耳鳴りや肩こり、頭痛、呼吸が苦しくなったり、目がしょぼしょぼして痛くなったり、かかとが痛くなったり、不整脈が出たりします。
そして、体がふらつき、立ちくらみもします。
風邪でないのに、せきやたんが出て、音やにおいに敏感になります。微熱も続くので、風邪かと思ったりします。
判断に迷い、決断が鈍くなったり、手足にむくみや痺れがあり、目の周りや口元がピクピクしたりします。
笑える場面で笑えなかったり、性格が暗くなったりします。
職場や電車の中で居眠りが多く、寝ても疲れが取れなかったりします。
目の周りや口がピクピクすることは、目を酷使したりすると、たまにあることと思いますが、お笑い番組や、雑談しているときなど、笑える場面で笑えなかったり、居眠りや疲れが寝ても取れなかったりする場合は、ターニングポイントを超えて、慢性疲労の兆候がありますので、一度病院にいくことをおすすめします。

慢性疲労症候群末期の疲労度

慢性疲労が先に進んでいくと、神経的、精神的な疲労に入っていくのが特徴になります。
主な例として、人ごみでエネルギーを消耗、良い睡眠がとれなくなり、2~3時間で目が覚めたり、恐い夢で冷や汗を出したり、悲しくないのに突然涙が出て止まらなくなったりします。
その他、恐くて電車に乗れなかったり、目の下にクマが出来たり、自分の辛さを周りが理解してくれないということもあり、悲しく絶絶望的な気持ちになったりします。
なので、周りの人々は、なるべく本人の気持ちをくんであげることが大切ですね。
ただでさえ、失業が多いこの世の中で、残業代もつかなかったり、給料が減ったりしていく中、これからは、職場でも、慢性疲労症候群の知識は必要になってくるでしょう。
もし自分で、そして周りの人々が末期まで進んでいるのではないかと思われたら、すぐに専門医のところへ行く必要があります。
現代人は、少なからずストレスはつきものです。
あんまり色んなことを考え込まないということも、大事ではないかと思います。
もし末期まで進んでいても、本人の治したいという気持ちがあれば、治る方向に向かうものですし、体の疲労とともに、じわじわとくる精神的な疲れも、書店などへ行き、精神向上の本など今は多いですので、それらを活用して、自分のマイナスに傾く心をコントロールできるといいですね。
斉藤一人さんの本などは、自然に楽に生きていくということをテーマに書かれているので、今はそういう本が多いので、探してみてください。

疲労の原因

専門的に、疲労がたまりやすいと思われるライフスタイルですが、総合的にみてみると、一生懸命働く人に多いことがわかります。
会社の仕事が忙しく、残業や休日出勤が多く、休日もゆっくりと休むことが出来ない上に、仕事がある程度できて、良い人だから、頼まれごとをイヤと言えない・・。
そして、この会社のためには自分がいないと・・という責任感が強く、会社のためであればと、毎朝早く出勤し、空調の強い、夏は冷房が強く、冬は暖房が暑いくらいのところで働いている。
お酒をよく飲み、疲れは少し休めば取れると思っている・・という方が、知らず知らずのうちに疲れが溜まっているのです。
ご自分にあてはまるところはありますか?
いや、当てはまるということより、今の日本人は、このパターンの方が多いのではないかと思います。
とても立派なことです。
しかし、これは、長く続けることは、疲労をためざるを得ません。
何か、創意工夫が、本当に必要なのではないでしょうか。
また、精神的な面で、几帳面な方が、やはり疲労が多いとされています。
責任感があり、完璧主義なところがあり、常に気を保ち、人が好きなのだけれど、人にどう思われているか気になり、人に弱みを見せたくないため、負けず嫌いで、本音をなかなか出さない方。
取り越し苦労が多く、何かする前から不安になり、自分の人生に自信が持てない方。
当てはまれば、やはり疲労がたまっていることになります。
自分の声を聞きとり、自分の体を調節していくことが大切ですね。

慢性疲労症候群の治療方法

慢性疲労症候群については、一番の治療方法は、やはり、長期的に体を休めることが、大切だと言われています。
会社に長く勤めていたりすると、責任感から当然に休職を拒んでしまう方が多いと思います。
しかし、そうすると症状が益々悪化し、その後の回復も長引いてしまうことになります。
慢性疲労症候群に対して、一般的によいという薬を挙げます。
漢方薬では、一般的に、十全大補湯、補中益気湯、六君子湯等があります。
そのほかに、薬としてはメチコバール、免疫グロブリン、抗うつ剤、ビタミンCなどがあります。
そして、治療ですが、認知行動療法や段階的行動療法、眠剤等の処方などです。詳しい説明は、後にあげることにしますが、これが効くという特効薬は見つかっておりません。
今なお現在、長期間において、苦しみ続けている患者が多いということが、現状です。
一説で、人間の体内ウィルスが、慢性疲労症候群に関係しているということも言われているので、抗菌剤や抗ウィルス薬が効く例もあるようです。
そして、少し治ったからということで、またすぐに無理をすると、反動で症状が前にまして悪くなることもあるので、療養の仕方としては、少しずつ確実に治していくことが大事であります。
一般的に代替治療というものがあり、薬のかわりに、サプリメントとしても、色々あります。
アロマテラピーなど、精神的にリラックスするものも沢山出ています。
積極的に取り入れたいものです。
ちょっとしたコツで、気持ちがプラス思考に変わることもあります。
アロマテラピーは、自律神経に効き、脳の疲労を軽減する効果があるそうです。
そして、鍼灸なども効果のある場合があるようです。
この病気は、一般に理解されにくく、心が社会的に孤立しやすいものなので、周囲が理解してあげることによって、患者の苦痛を和らげることができます。

慢性疲労症候群に効くサプリメント

慢性疲労に効く栄養素というのは、体を循環させるエネルギー代謝を助けて、体の調子を整えるビタミンやミネラル類たちです。
ビタミンやミネラル類は毎日の食事からも摂れますが、現在の食生活では、すべて補うことは不可能であり、体の疲れによって、体のビタミンはどんどん消費されてしまうのです。
そこで、サプリメントが登場しますが、これで効果的に摂ることが可能になります。
葉酸に含まれるビタミンB12は、赤血球を作り出す働きがあります。
そして、体内に食事として取り込んだあとの炭水化物やたんぱく質が変化して、エネルギーに変える際に、欠かせないビタミンです。
これが不足すると疲労感が出ますが、体に不足していなくても、積極的に摂取することで、疲労が和らぎます。
またビタミンB6というのは、脳内ホルモンをつかさどるセロトニンやメラニンなどを、体内で生成するときに活躍するビタミンですが、これが不足すると、B12の体内吸収が低くなってしまう為、B12とB6は、一緒に摂ることをおすすめします。
脳内ホルモンのセロトニンは、一般的に癒しのホルモンとされており、精神的な気分、食べ物を欲する食欲、体の痛み、疲労回復に大切な睡眠サイクルを、コントロールしてくれる働きがあります。
葉酸は、体を攻撃する活性酸素が原因とする、DNAのミスコピーを防ぎ、うつ病や脳の障害なども防いでくれる働きがあることが証明されているビタミンです。
大変壊れやすいビタミンなので、サプリメントで摂取しましょう。

体のゆがみが慢性疲労につながる

労働をし続けると疲労し、そのために休息をとり、疲労回復になるという循環がだんだんと悪循環になり、少し余分に休息を取った位では、回復しづらいという状態にある体の問題が、慢性疲労症候群です。
お小水の色というのは、疲労を見分けるのに効果的です。
疲労していると、濃い黄色であったり、もっと状態が悪いと、褐色に近い色と出てきます。
これは腎臓が疲れて、働きが限界に達して悲鳴を上げている信号です。
体の故障や病気を修復する働きは、本来みんなが生まれながら持ってきている、平等に備わっている働きで、その働きをすべて引き出すことで、自分で治すという自然治癒に導くことが出来ます。
上部頚椎カイロプラクティックというものがありますが、おもに自然治癒力や整体作用を担うことで、自然治癒力に威力を発揮する神経伝達を妨害する上部頚椎のたった一箇所のズレを人間の手で矯正するだけで、治癒条件を十分に満たします。
体にズレのない状態を維持することで、本来の健康を取り戻し、辛い症状から解放され、元気になっていくというものです。
例えば顎関節の位置が狂っていると、そのために歯の噛み合せが悪くなり、栄養をとる食事中も、片噛みが起きて、結果的に食事の時から疲れてしまいます。
顎の位置というものは重要で、これが正しくなくなると、唾液の分泌の異常が起きます。
口の中に食べ物が入った瞬間、消化液である唾液の分泌がはじまり、消化吸収の第一歩が始まるのですが、例えば1日のお小水の量に相当するくらいの、唾液の質と量が狂ってしまうと、胃から腸、排泄へと続く、最初のスタートからつまずき、胃腸に負担をかけて、内臓が疲労する悪循環の始まりになります。
次は、その下に続く背骨と骨盤ですが、これらが歪むことで、疲れを呼び込み易くなります。
股関節から足への骨組みの狂いが、睡眠を浅くしたりします。
そして、筋肉のバランスが狂い、疲労につながります。
体の歪みをとる、カイロプラティックは、疲労原因を根本的に取り除くということで、慢性疲労症候群にも効果的といえます。
体の歪みは、誰でも大小ありますが、自分でも歪みに気づくという方にはオススメかもしれません。

ペットが慢性疲労症候群の原因?!

人間の体内ウイルスが慢性疲労症候群に関わるということを先ほど述べましたが、最近ペットを介した病原微生物も原因かとも言われています。
そしてその場合は、治療法としては抗生物質での症状改善となります。
慢性疲労症候群は治療としては一般的に難しいといわれていますが、東京にある帝京大学医学部内科の松田重三教授らは、ペットを介して感染するのではないかというデーターを打ち出しました。
主な原因としては、病原性微生物のバネッティというものであることを突き止めました。
その場合には、病原体に有効な抗生物質を用いて、実際に治療効果を上げています。
慢性疲労症候群は休んでも回復せず、疲労が長期にわたり、疲労感は日常生活にも及んで、37度を超える発熱、首や脇の下のリンパ腺の腫れ、喉の痛みなどを伴います。
松田教授は、これらの症状が慢性Q熱の症状と似ていることに気づき、慢性疲労症候群の138人を対象に、実験を行いました。
その結果、そのうちの30人がバネッティに感染していたのです。
そして、聞き取り調査で、その感染者のうちの90%以上がイヌやネコなどのペットを飼っていたのです。
そして、飼い主は、主にこれらペットのだ液や便を介して感染し、発症していると、松田教授が発表しました。
バネッティに利く、有効な抗生物質を患者に用いた結果、症状は改善されました。
なので、これまでは、漢方薬などによる対症療法が主流でしたが、上記のバネッティ感染例で有効な治療が可能になりました。
この病気で、特にペットを飼っている人は、医師に相談の上、感染を調べてもらうといいですね。
この診断は、血液検査で判断できるので、結果が陽性でペットを飼っている人は、主にペットを獣医に検査してもらう必要があります。

子供の疲労について

最近、子供たちの口から、よく疲れた・・という言葉を聞きませんか?
子供が疲れたというものではありません!と、よく注意したりしますが、もしかしたら本当に疲れているのかもしれません。
昔の子供たちは、疲れたと言ったのでしょうか?
最近気になるのは、子供や若者の姿勢の悪さです。
手をポケットに入れたり、背もたれにもたれかかり、背筋を伸ばす子があまりいないように思われます。
姿勢として、疲労しているときは、頭が傾き、前のめりになり、猫背で背筋が曲がり、歩くときも、下を向きます。
立つときも、一定した姿勢がとれなくて、片足に重心をかけ、椅子にこしかけても、もたれかかるように座り、ほおづえをついたりします。
この姿勢は、ただ疲れているということのほかに、何をすればよいのかわからなかったり、何もしたくないという意思表示にも見受けられます。
どうして子供が疲れたのかというと、生活リズムが狂い、夜型になったという説もあります。
夜、ショッピングセンターから、子供を乗せた車が沢山出てきます。
働く親が増えているため、それはしょうがないことかもしれませんが、子供の生活サイクルは、時代に合わせて変わるというものではありません。
親に合わせた生活は、無理があるのかもしれません。
子供だって、調子が狂うのが、疲労につながっているのと、精神的なものでは、子ども自身が、体を持って、「生きている」ということを実感する機会を与えてあげることが必要です。
将来を自分で考えられるようになるまで、親や教師も、子供とともに、生きているということを味わうことで、生きていること自体を楽しむという人生における本当の意味での「遊び」になるのではないでしょうか。
ただ休日に出かけて気分転換することが、「遊ぶ」ことではなく、何か一工夫してあげることで、子供のメンタルも、姿勢も、だんだん活発になっていく気がします。

ストレス解消は話すことにあり

面白い記事があります。
ストレス解消に、大声を出すというものです。
子供を叱るとき、思わず大声をあげて、ちょっとの後悔とともに、スッキリしたということはありませんか?
だからといって、子供を相手に大声をあげてはいけませんが、意識して大声をあげることで、体にオフの状態をつくってあげられるのだそうです。
大声を出すと、血行がよくなり、お腹の腹筋を使うことで、腹筋が収縮して、結果お腹の働きもスムーズになり、それがお腹と反対側の腰にもよい影響を与えて、腰痛にもいいのだそうです。
例えば運転中に大声で歌う、カラオケなど楽しめるところで歌う、遊園地で大きな声で話す、スポーツ観戦で大声を出すなどすると、ストレス解消になり、体にもいいことになります。
是非実践してみてください。家にいるときには、布団をかぶったりして、大きな声をだすのもいいかもしれません。
人間にとって一番辛いことは、無視されることだといわれています。
そして、欲求の中で、誰かに認められたいという欲求が大きいのです。
仕事などで自信をなくしたとき、誰かに話をきいてもらうだけで、スッキリしたということはないでしょうか。
ありのままの自分を受け入れてもらった安心感と、認めてもらったという満足感からくるものでしょう。
誰にも話せないということが重なると、疲労がどんどんたまり、結果慢性疲労に陥りやすいものです。
近すぎる人に話すと、かえって心配をかけるという方は、心の専門家の心理カウンセラーに頼ってみるのも一つの方法です。

呼吸リラクゼーション

今、瞑想、呼吸法が注目されています。
体と心がリラックスすることが、慢性疲労回避に一番の方法です。
なぜかというと、冷静になって、物事をとらえることが出来たり、記憶力や集中力が増すということもあります。
リラックスの一番早く、一番簡単な方法が、呼吸法です。
呼吸法は、周りがどんな状況であれ、息を吐いて吸うだけでいいのですから。
緊張したり、イライラしたり、不安に駆られたりしたときは、深呼吸してみてください。
これは、あらゆるリラクゼーションの基本となります。
深呼吸してくださいと言われると、まず大きく息を吸いたくなりますが、実は、息を吐き出すほうが大切だといわれています。
なぜかというと、沢山息を出せば、新鮮な空気が自然に体に入るからです。
まず、腹式呼吸で、ゆっくりと息を吐きながら体の力を抜いていきます。
口をすぼめながら、ゆっくりと息を吐き出し、その後、吐き出せるだけ吐いたあと、一気に鼻から息を吸い、お腹に入るようにお腹を膨らませるようにして空気を入れます。
それを3~4回繰り返します。
そのとき、何か気になることが浮かんでも、あえて気にしないで、自然に消えるのを見送りましょう。
そして、この時、なにか一つ、自分の頑張った箇所や、一つ感謝できること、恵まれているなぁと思えることを、思い浮かばせてください。
それが出来れば、本当に気分転換できたということになりましょう。
仕事の合間、電車の通勤時、お風呂、就寝前などに行うと、慢性疲労にもなりにくくなるのではないかと思います。

ストレスに効く食べ物

私たちの体は、過去に食べた食べ物で出来ています。
毎日毎日、食べたもので出来ているのです。
お菓子だけで済ませることもできます。
ハンバーガーとコーラで済ませることもできます。
その食生活の積み重ねが、今の体そのものであり、脳を作っているものだとしたら、毎日食べるものに気を配ることで、これからの体に影響を与えるということもいえましょう。
まず、ストレスに直結するイライラは、カルシウム不足です。
カルシウムは、心の安定剤とも言われ、積極的に取りたいものですが、カルシウムばかり食べてもいけません。
バランスが大切です。
食品としては、牛乳、チーズ、干しエビ、小魚、豆腐や小松菜などです。
精神をつかさどるのは、ビタミンB1で、そば、さつまいもや落花生、鶏レバーなどです。
ストレスの免疫を高めるのはビタミンCで、お茶の産地の静岡では、インフルエンザの患者が少ないそうです。
果物の苺やオレンジ、ピーマン、れんこんや柿などに含まれます。
過敏になった神経を落ち着かせるのが、玉ねぎ、ニラ、レタスなどです。
そして意外と知られていないのが、アルミのお鍋のことです。
アルミ鍋は、火の通りはいいのですが、すぐに削られて、溶け出しやすく、男の人は腎臓にたまり、女の人は子宮にたまり、アルツハイマーの原因になるということです。
外国は、アルミ鍋の使用を禁止していますので、気になる方は、調理器具にも気をつけてみてください。

運動でストレス解消

一日気も休まらずに働いて、少し出来た時間。
これを、そのままストレス解消に直結できたらいいですね。
慢性疲労を防ぐために、大きな気分転換は、適度な運動をすることで、ゆっくり休息するということに必要となる副交感神経の促進、気持ちの健康の増進、交感神経活性化の低下、ちょっとした緊張状態でも動揺しない能力を鍛えるなどがあり、よって、うつ状態も改善し、慢性疲労を追っ払うことができます。
運動といえど、大きな運動はかえってストレスになるので、軽く汗をかく程度の全身有酸素運動を、毎日続けることが望ましいです。
有酸素運動とは、酸素を体中に取り入れながら、細く長く継続していく運動のことであり、どういうものかというと、ジョギング、泳ぐ、歩く、自転車をこぐ、ストレッチなどです。
理想的な形としては、スポーツクラブなどで、週に3~4回くらい泳ぐことです。
これは、体全体の筋肉を刺激します。
そして、体には良い水をしっかりと取り入れてください。
なぜなら、人の体の60%が水で出来ているからです。
そして、老廃物を尿や汗として排泄してくれます。
コントレックスなど、硬度の違う外国の水ではなく、日本の水が、日本人の体に一番合います。
水道水からしっかりと汚染物質をとって、ミネラルを残す浄水器を通した水が、日本人の体には一番合っています。
歩くことやジョギングも、一人で気楽に出来る便利な運動です。
自宅にランニング・マシーンなどを置き、映画を観ながら歩く人もいます。
または、駅を一つ手前で降りて、本屋に立ち寄りながら歩いて帰る方法もあります。
工夫して、楽しく続けられるといいですね。

ストレスと脳の関係

体におこっている状況を察知し、自動的にそのことがおこすことを神経系に向かって命令するのが脳の役割です。
脳の中には、沢山の何種類にもなる、脳内物質があり、外からの刺激によって、脳内物質が放出され、不安な感情、嬉しい感情が沸き起こってきます。
わたしたちの体は、感情に支配されていると言い換えてもいいかもしれません。
脳から出る代表的なものとしては、ドーパミンといって、食欲、性欲、やる気という状態を起こすもの、ノルアドレナリンという、不安やネガティブなマイナスな気持ちを引き起こすものがあります。
そして、セロトニンは、ストレスに強く、平常心を保ち続けてくれます。
ノルアドレナリンは、悩みが多く、ストレスに弱い人に多いです。
キレるという症状は、セロトニンの分泌が少ないからです。
これが少ないと、ストレスに直結しますので、平常心がなくなり、我慢できなくなったり、キレやすくなったり、すぐに落ち込んでしまったりします。
うつも同様です。
正常心を保つセロトニンの分泌を活性化するには、毎日の生活習慣を正しくすることが第一です。
時間は仕事に拘束されて、寝る時間もままならない方も多くいると思います。
なので、食生活をバランス良いものに心がけて、なるべく添加物の少ないものを取ることです。
添加物は、リンなどカルシウムを食べてしまうものですから、コンビニ弁当を避け、なるべく自炊できたらいいですね。
そして、適度な運動を取り入れ、セロトニン欠乏を防ぎましょう。

慢性疲労症候群とドーパミン

ドーパミンに詳しくふれていきましょう。
ドーパミンとは、脳内ホルモンで、快感や意欲を増幅します。
ドーパミンが適度に分泌されると、おのずと自然治癒力が高まります。
これは、慢性疲労に結びつきようがありません。
このドーパミンを増やすには、どのようにしたらいいのでしょうか。
ドーパミンが出ている状態のとき、人間の状態はどのようになっているのでしょうか。
言葉としては、「嬉しい!」、「素晴らしい」、「頑張ろう!」、「やったぁ!」
というときに出ています。
意欲、誉められること、達成して喜ぶとき、感動しているときなどですね。
具体時には、脳を活性化させることです。
脳に、新鮮さを取り入れると、新鮮さという快感を脳が感じます。
例えば、通勤で歩く道を少し違うものにしてみる。
歩いたことのない新しい道を歩いてみる。
お店を開拓してみる、などです。
そして、スポーツなどは、ドーパミンが出ます。
軽い体操でもよいでしょう。
何かに応募してみましょう。
懸賞、抽選、趣味のコントストなど、結果がワクワクするものに対して、この感覚に対してドーパミンが反応します。
春になり、暖かくなったら、外に出ることも、ドーパミンを分泌させます。
誘われたら断らず、友達と一緒に出かけると、一人でいるよりも気分が上向きになることでしょう。
女性なら、髪形やファッションスタイルを変えたり、メイクをいつもと違ったものにすることで、人にどう見られるか、なんといおうかと考えるだけで、このドキドキ感がドーパミンを分泌させるのです。
あとは、質の高い睡眠で、脳内を調節し、覚醒時にドーパミンが増えます。
早寝早起きが一番です。
新しいことをやってみたり、チャレンジすることで、達成したときにドーパミンが増加します。
そして、自分を好きになることが一番です。
それにはどうしたらいいかというと、人に親切にすることです。
電車でセキを譲る、お店を出るときに、ありがとうと言ってみる・・ささいなことでいいのです。
自分を見ているもう一人の自分は、脳ともいえます。
少しの習慣を、変えてみましょう。

自律神経のコントロール

自律神経の乱れと、慢性疲労は、ある程度関わっているようです。
自律神経は、人間が生きていく営みに大きく関わっていて、睡眠、消化、血圧、心臓、汗などです。
それらが乱れると、イライラ、疲れやすい、不安、肩こり、めまい、不安、冷え、のぼせ、動悸、息切れ、微熱、耳鳴り、食欲不振、多汗などになります。
そして、自律神経失調症と判断されても、ゆったりと過ごしてくださいというお医者が多く、めまいがひどければめまいの薬、眠れなければ睡眠薬と、医者は、その症状にあてはまる薬しか出せません。
精神的なものは、精神安定剤というようにです。
これは、解決したことにはなりません。
自律神経のコントロールは、呼吸によってある程度調節できます。
そして、食事の取り方によっても可能といわれています。
自律神経の乱れは、光の問題ともいわれ、哺乳類のわたしたちは、暗い夜は寝て、明るい朝起きるようにできています。
現代社会では、どうしても深夜明るい中で仕事をし、昼間暗くして寝なくてはならないこともあります。
この光のリズムが乱れると、睡眠のリズムが狂い、自律神経も乱れるというわけです。
なので、太陽リズムに合った生活が必要となります。
それと同様、大きい要因は食事で、食事のリズムとして、朝お腹が減り、朝食を食べる、朝起きたら朝食前に良い水をコップ2杯飲むというように、体にリズムを作ることが大事です。
そして胃の準備が出来たら、和食を取り入れ、一回30回噛むと良いと言われています。
なぜかというと、噛むという行為は、顔の筋肉の血流を良くし、筋肉の血流増加と、脳血流まで良くするからです。
そして副交感神経の刺激と唾液の分泌により胃も腸もスイッチが入り、動きが良くなります。
胃や腸も自律神経支配なので、口での消化が、胃腸での消化につながっています。
自律神経による胃腸障害から起こる胃炎や腸炎も、食事や咀嚼を帰るだけど、コントロールが可能です。
なので、朝光を浴びることと、朝食をしっかり噛んでとるなどの簡単なところから生活リズムを変えて、自律神経を整えていきましょう。

慢性疲労を引き起こす疾患

慢性疲労に陥る前に、私たちには、体から毎日毎日、疲れたから休みなさいという信号が来ていたはずです。
でも、時間に追われるわたしたちは、休むということ自体難しく、スケジュールの中に生きているので、スケジュールを組み替えたりすることが不可能に近い方も多いのです。
何かを変えない限り、疲労は溜まり、長引いていきます。すると、体の底力が低下し、体内の神経調節が出来なくなり、ホルモン代謝機能が乱れたり、体内の免疫力が低下したりします。
免疫低下は感染症につながり、肩こり、頭痛、自律神経失調症、慢性疲労につながります。
これらはすべて、過労からはじまるものなのです。
慢性疲労を引き起こすきっかけとなる疾患は、悪性腫瘍や肝臓病、心臓病、筋無力症、腎臓病、甲状腺機能が低下するなど様々です。
また、気持ちからくる精神的要因の、鬱病やストレスから、慢性疲労が引き起こされる場合もあります。
アルコールや薬物の副作用も考えられます。
こうなると、ありとあらゆる原因が、慢性疲労になると受け止められがちですが、患者の持つ免疫機能がきちんと復活すると、疲労や臨床症状が改善されていくのです。
自分の体と心からの声に先手をうち、自分のケアを最優先にしていくことが、慢性疲労症候群に陥らないコツかもしれません。
自分が働けなくなると、周りに迷惑がかかります。
今自分を大切にすることが、少し休む、自分の気持ちを優先に考えていくことが、結果的に回りに迷惑をかけないことなのだと思い、悪循環になる前に、自分をケアする行動に移していくことが大切なのです。

慢性疲労にオルゴール

慢性疲労症候群の治療法に、これと決まったものがないのが現状ですが、面白いことに、音楽療法でオルゴール療法が効くという説もあります。
オルゴールというと、優しい、懐かしい響きを思い出しますが、治療としては、ただオルゴールを聴くというやり方で、オルゴールの中でも、強い響きのオルゴールを聴くことで、体の血液の循環を活発にします。
オルゴールの音は、耳から聞いたときに、交感神経を大きく刺激し、心肺機能を高めて細胞の活性を行い、疲労物質を取り去る働きをするのだそうです。
脳もリラックスするため、脳の血流を良くなり、酸素と栄養が運ばれます。
脳の活性化は心と体を元気付けるために重要です。
リラクゼーションは、体内部から成長ホルモンの分泌を盛んにして、細胞を新しくします。
オルゴールの響きに備わる、高い周波・低い周波は、脳の脳幹を刺激し、血流を促進、自律神経を整えて、細胞を活性化します。
そして脳幹の役割は、ホルモンの分泌を監督して全身の調節を行います。
なので、心身の恒常性を取り戻す段階で、このオルゴール療法は、自然な形で疲労を解いて行く健康法ともいえます。
この説明で、脳幹をいかに正しくするかが理解出来ます。
オルゴール療法の特性を言うと、楽しい音楽と、美しい音色による低・高周波療法です。
体の中に色んな薬を投与するより、自然な形で慢性疲労症候群を改善出来れば・・と思っている方に良いですね。
オルゴール療法に対して詳しいサイトもありますので、色々調べてみたらいいと思います。

慢性疲労症候群とQ熱

以前にテレビで、Q熱が慢性疲労症候群の原因であると、一時的に大きく取り上げられました。
この名前の由来は、1935年にオーストラリアの、ある「と畜場」で、従業員の間に集団発生した原因不明の病気(QueryFever)に由来します。
このQ熱の症状ですが、体の中に2~4週間潜伏した後、突然頭痛や高熱、筋肉痛の症状が出始めて、その後に高熱(38~40℃)が1週間から2週間続き、この熱のために、肺炎や肝機能障害の心配もともないますが、一般に予後は良好です。
しかし慢性感性となると話は別で、心内膜炎を起こすことがおおく、予後は良好ではありません。
急性のQ熱のあと、回復後に、患者の6割は2ヶ月から6ヶ月の間疲労感が残るそうですが、現時点で慢性疲労症候群とQ熱の関係ははっきりしていないようです。
このQ熱というのは、コクシエラ菌というリケッチアの一種である菌によって起きる、人畜感染の感染症です。
そして、不顕性感染していることがあります。
この感染様式は、感染が成立しているのに、臨床的に確認できる症状が見当たらない様式のことです。
ヤギや羊、牛等の家畜や、家で主に飼う犬、猫等のペットから感染が多いようです。
人への感染は、主に経気道感染が多いようです。
どのように感染するかというと、感染している動物の羊水や、胎盤などに汚染された埃、汚染された獣皮や毛皮類などからです。
その他としては、感染している動物の尿や糞便も感染源と考えられています。
日本では、平成11年は12件でしたが、2年後の平成13年は40件との報告です。
食べ物を介しては、鶏卵で発見されました。
あとは、低音殺菌の牛乳などです。
このコクシエラ菌は加熱で簡単に死滅するので、卵の殻などに気をつけて、食品調理の際には過熱が望ましいです。

ストレスの影響

ストレスにも、色々あるのをご存知ですか?
ストレスとは、一言で言うと、物質がある刺激によって受けたときのひずみと、その刺激に対応する力のことを言います。
ストレスは、生活において一体であるともいえます。
生まれた赤ちゃんにしても、ママに抱かれてあやされるということも、一つのストレスとなり、このストレスは、心身の成長に不可欠です。
ほっておかれると、サイレントベビーの原因になったりします。
なので、どうやらストレスとは、有害なものではないようです。
逆に、勉強や仕事もうまく進めるということにストレスが関与しており、全くストレスのない生活は、ありえないのです。
そのストレスを受ける側のとらえ方にも、個人差があります。
上手にストレスを受けることの出来る人は、ストレスを味方に出来るのです。
例えば、イチロー選手をみても、大舞台でバットを手にするとき、相当なストレスがかかっています。
でも、ストレスの取り方で、打たなくてはいけないという気持ちだとマイナスで負担になりますが、イチローの場合は、ここで打てたら勝てるという風に捉えるのと、勝つイメージにストレスを加えるのだと思います。
一つのストレスを情緒面、行動面でどう捉えるのかが大切です。
職場での昇進にしても、素直に喜ぶ人もいれば、負担に感じて気持ちが滅入ってしまったり、取り越し苦労に苦しむ人もいます。
慢性疲労症候群などは、知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでしまったり、ストレスの負のサインを見落として進む人に多いようです。
ストレスを敵とせず、何事もプラスに受け止めることが出来たらいいですね。

職場における過労の予防

慢性疲労症候群に陥らないためには、職場にも工夫が必要です。
職場側も、従業員に対して、ある程度のゆとりを設けることが出来れば、疲労予防につながります。
パソコン作業にしても、連続作業にしても、ゆとりが必要で、作業の手をとめて、ちょっと背伸びをしたり、手を休めたりすることを、「自発休憩」といいます。
パソコンから離れて目を閉じることも、長く続けることに必要ですが、なかなか忙しいと、その一手間が惜しいものです。
ましてや、連続作業では、会社側がその時間を持たないと、無理ですよね。
一連続の作業そのものを短縮することが大切です。
疲れないうちに休むということが、結局有利な作業につながります。
なので、連続作業のキーパンチだとしたら、キーパンチを60分に制限し、その合間に10分から15分の休憩というふうに、一定の割合で規則的に休憩を取り入れるといいでしょう。
あとは、作業する人間の環境が大切で、機器が使いづらいとか、人間の体に、椅子がフィットしてなかったりすると、姿勢そのものが悪くなり、疲労しやすくなります。
今、ヒーリングミュージックなどありますので、そういう音楽を流すのもいいでしょう。
複雑な作業、精密さが求められる職場では、集中しなくてはいけないのに、うるさかったりやかましかったりすると、それだけで作業妨害になり、疲労を生みます。
正しい動作や、やり方の型を、習熟できるような教育が必要となります。
作業密度が高いのに、休憩時間がとれず、責任や規制が多く、終わった後の達成感がないと、慢性疲労に結びつきやすいと言われています。
また、対人関係が複雑でも、疲労がつのります。
職場では、全体的に風通しの良い人間関係ができると、ベストでしょう。

ストレスと性格・病

人のタイプも色々ありますが、ストレスをマイナスにしてしまう人のパターンがあります。
心臓病との関わりにも結びつくといわれており、心筋梗塞や狭心症などがあります。
ここに陥りやすい人の特徴は、物事に熱中しやすく、競争心も人一倍強く、熱中し、融通が利かない人です。
悪いというわけでは決してなく、社会的に成功する人に多いのですが、ストレスが溜まるため、突然心筋梗塞で倒れたりすることがあります。
病は気と言われていますが、気の持っていき方が大事で、ストレスと気は大きな関係があります。
日常生活は間断なく進んで行きます。
それに伴うストレスも間断なくやってきます。
性格を変えることはなかなか出来ませんが、ストレスにただ受身なのではなく、上手に切り抜けるということと、気持ちを悪い方向へ進めないように、考えて行動することが大切です。
ストレスからくる病気は、眠れなくなる不眠症や、気持ちが落ち込むうつ病、神経症などです。
あとは、心身症と結びつく病気があり、心臓病、十二指腸潰瘍、月経の異常、円形脱毛症、頭痛などです。
逆に、ストレスがたまりにくい性格は、過去を気にせず、適度に力を抜き、小さいことにこだわらなく生きる人だといわれます。
頑張るという言葉は、悪い言葉ではありませんが、我を張るということでもあり、体と心に大きな圧がかかります。
それよりも、自分の望む未来を信じて、目の前のことを淡々とこなしていくと、うまくいくことが多いようです。
肩の力の抜けた平常心が、一番力が出るそうです。
色んなプラス思考の本が出ています。
究極、ストレスの溜まらない人は、プラス思考の人です。
趣味の領域で、それらの本を軽く手にとってみるのもいいでしょう。

プラス思考

プラス思考とは何でしょう。
プラス思考は、マイナス思考の反対にあります。
主に、物事を肯定的に考えるということであり、何か身の回りに起こっても、悲観的に考えず、取り越し苦労をせず、きっとうまくいくさ、何とかなるだろうと考えることです。
自分の都合よいように考えるともいえます。
細かいことを気にせず、大らかに物事を捉える。
これは、生まれ持った性格に大きく関与していると考える人が多いでしょう。
でも、自分の性格や考え方は、自分の意思で変えることが可能なのです。
本当のプラス思考というのは、マイナスを何となく打ち消す消極的なものではなく、例えばお財布を落としたとき、また見つかるだろうという考え方は、プラスマイナス0なのです。
そうではなく、まず悔しいという気持ちを素直に受け止めたあと、「無くしてしまったけど、もしかしたら本当にお金の無い人が拾って、その人の生活を助けることが出来たのかも・・」と、徹底的にプラスに考え、気持ちを暖かくさせるのが本当のプラス思考なのです。
そのとき、その場限りの処理ではなく、運というプラスの磁気が発生していくのです。
プラス思考を手に入れた人は、慢性疲労に陥ることなく、良いものを引き寄せていくことができます。
そのコツは、素直に実践してみるということが大事です。
頭でグルンと考えるよりも、その本や情報の通りにやってみることで、脳から新しいことに挑戦しているというドーパミンが出てきます。
一度良い方向に歯車が回りはじめたら、色んなことが輝いてくるものなのです。

疲労に効くサブリミナル効果

サブリミナル効果というものがあります。
例えば、1人の人が真ん中に立ち、10名の人に周りに輪になって、1人の人を取り囲んでもらい、そして周りの10名の人が1人の人に向かって、「あなたは、とても元気です。」と続けて10分間言ったとします。
そうした場合、輪の中の1名はどのような気持ちになるでしょう。
その人によって行動は違い、「うるさいから黙れ。」とすぐに怒る人、ただ黙って我慢強く耐えている人、思わず耳をふさぐ人、と色々です。
でも大体の人は、まず良く思わないでしょう。
しかし、実際にはありえないこととして、もし判断力のない人だったらどうでしょう。
素直な人ならば、その言葉だけを判断し、良い気持ちになり、だんだん自分が元気に感じてくる事でしょう。
人には、主に物事の判断をする心からなる10%の顕在意識と、性質、性格、能力などの気質となる、90%の潜在意識がありますが、人というのはまず、言葉を顕在意識で受け止め、その後すぐ潜在意識と連結し、二つの両意識により思いを形成します。
そして、それによって人により別々の行動をとる事になります。
しかし、物事を判断する顕在意識のない、上記のような判断力のない人は、言葉は真っ直ぐに潜在意識で受け止められ、気持ちに変化が現れる様になります。
サブリミナル効果とは、顕在意識をす通りし、その人の潜在意識の性質、能力などにダイレクトに伝える事ができるものです。
サブリミナル効果をポジティブに利用すれば、個人の持つ性質、性格、能力にまつわる、そのネガティブな部分にもプラスに働きかけるのです。
なので、体調の回復や、ストレスの解消、自己能力開発までも可能となります。
サブリミナル・プログラミング法として色んなCDもインターネットで出ていますので、音楽として聴く中に、明るく美しい言葉が盛り込まれており、潜在意識を無限に活性化し、自分自身が望んでいる状態を、自然に開発できるそうです。
慢性疲労に効くというものも出ていますので、探してみてはいかがでしょう。

心が疲れたときの日常解消法

慢性疲労症候群のきっかけは、何でしょう。
ストレスからくる小さな疲れを、放置したものが溜まっていくことと、ストレスやプレッシャーの受け取り方がネガティブの場合、ダイレクトに疲労に直結していきます。
生活環境や周りの人との人間関係や、体の調子によっても変わってきます。
毎日の積み重ねがメンタルや体を作っていくものですが、一日が終わり、心が疲れているなと感じたら、どのようにすればよいか、あげてみました。
会社では、ノー残業デーを設けているところもありますが、ない場合、早く帰る曜日を自分の中で作ることです。
なぜかというと、決めていなければ、仕事の予定はいくらでも入ってくるからです。
飲みなどの予定も同じです。
会社から出たら、仕事を相容れないリラックスする場所を探しましょう。
お気に入りの喫茶店があれば、そこで気分転換できます。
家でも、バスタイムに一工夫して、好きな入浴剤や、お風呂の中で音楽を聴くとか、工夫してみます。
現実逃避の時間が以外に大事で、意識して漫画を読む、映画を観る。
そうすることで、自分はリラックスできるという思いも大切です。
責任感の強い人は、少し仕事が残っていても、自分で区切りをつけて迷わないことがコツです。
そして、人に頼り、委ねるという気持ちも大切です。
すべての責任を自分で背負うと考える人は、段取りが出来ていても、すべて自分ですることは難しいものです。
人に任せることのできるところは、任せてしまいましょう。
オフの日は、自分から出すエネルギーと、外から受け取るエネルギーのバランスも大切なので、パソコン作業でずっと動かないという仕事の人はアクティブに。
いつも仕事では動き回っているという人は、ゆったりと過ごしましょう。

慢性疲労と漢方

日本は今まで西洋医学が中心になっていました。
西洋医学は主に、病気に対して検査で原因を突き止め、ピンポイントで治療するため、一般的に効き目が強く、即効性も高いです。
薬は錠剤、カプセル、シロップ、坐薬など、様々な種類があります。
これに対して、漢方医学は、心や体をトータルに診て治療します。
なので、一剤で色んな症状に効き、例えば西洋医学的に原因が特定できない症状でも、治療していくことが出来ます。
ということは、色んな症状が個々に違うと考えられる、慢性疲労症候群にも、複数の生薬が組み合わさるため、効果があるといえます。
これは、一人一人の体質と症状を考慮する、テーラーメイドということになるからです。
漢方薬ネットは全国に広がっており、色んな漢方がネットで買えますが、やはり信頼できる漢方薬局で、自分に合ったものを処方することがベストです。
漢方薬の中でも、「補中益気湯」(ホチュウエッキトウ)といわれるものは、元気不足を補うという意味で、慢性疲労の特徴的な症状にあてはまるものだといえます。
消化器系を包み込んで、生理機能的な役割を果たす、脾胃の機能低下に着目し、この脾胃を回復させることで、目覚めや胃腸の回復、立ちくらみ、スタミナ、発汗、頻尿、下痢などによいとされています。
しかし、めまいにしても、ぐるぐる回るめまいなどは、不適当になるので、やはり個人に合った専門家の調合が必要となります。
興味のある方は、ネットや新聞などで、まずは自分に合った親切な漢方薬局を捜してみてはどうでしょうか。

慢性疲労予防と食生活

人は、過去に食べたもので作られています。
人の体は水分が60%、タンパク質20%、ビタミン、ミネラルが20%で作られています。
一昔前は、畑でとれた野菜で、十分ビタミンが補えていたのに、今は栄養が昔に比べて、1/6に減っているそうです。
豆腐や豆のタンパク質も、昔の豆腐1丁分摂ろうと思ったら、バケツ1杯分食べなくてはいけないそうです。
なのでそれを補うかのごとく、近頃は、100円ショップでもサプリメントが出てくるという時代になりました。
サプリメントは、代謝が落ちている人の体を改善する働きがあります。
しかし、すべてのサプリメントが体に良いというわけではありません。
コーティングが石油で出来ているもの、添加物満載のもの、色々あるので、きちんと見極めることが大切です。
ポイントは、誰がいつ(在庫)、野菜から摂れているもの、添加物基準が違う、歴史のあるインターナショナルであるということが安全です。
日本では、サプリメントの歴史が浅く、摂りつづけてどうなるかという結果が出ていないからです。
そして、無農薬の畑で作られたもの。
無農薬の食物から出来たサプリメントは、体に負担をかけません。
タンパク質を補うプロテインは、心のサプリメントと言われ、足の爪から頭の毛、内臓すべてを構成しているものです。
アミノ酸バランスの良いもの、大豆で出来たものを選びましょう。
プロテインは、疲労回復に大きく役立ちます。
水は国際基準NSFを通過した浄水器が一番ランニングコストが安く、安全です。
今健康な人も、今を維持していくためと、これからやってくるウイルスに負けないためにも、毎日の栄養バランス、水と栄養をしっかり摂っていきましょう。
毎日の食生活の積み重ねから成る、自分の体の底力のある人は、慢性疲労にも陥らないのです。